ブログ|八千代市大和田新田 土日診療の歯医者、高澤歯科クリニック

BLOG

ブログ

ご予約・お問い合わせ 047-458-4618 WEB予約 WEB問診票 Instagram LINE

舌のくせって、どういうこと?

こんにちは!高澤歯科クリニックです。

普段何気なく過ごしているなかで、舌の位置や動きについて意識したことはありますか?
舌のくせとは、無意識のうちに行っている舌の動きや位置のことで、長期間続くと歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼす可能性があります。
本記事では、舌のくせが引き起こすリスクやチェック方法、改善策についてご紹介します。

■舌のくせが引き起こすリスク
舌のくせは、放置すると下記のようなリスクが起こる可能性があります。
①歯並びや噛み合わせへの影響
舌の位置が常に前歯を押していると、出っ歯になったり、すきっ歯の原因になることがあります。
また、舌を上下の歯の間に挟む癖があると、開咬(奥歯を噛んでも前歯が閉じない状態)を引き起こすこともあります。
歯並びが乱れてしまうと見た目だけでなく、虫歯や歯周病のリスクも高まります。
②発音や滑舌に問題が起こる
舌の動きが正しくないと、特定の発音がしづらくなることがあります。
特に「サ行」「タ行」などの発音が苦手な場合、舌のくせが影響している可能性もあります。
③顎関節症のリスク
舌の位置が不適切な状態が続くと、噛み合わせが悪くなることで顎に負担がかかることがあります。
その結果、顎関節症を引き起こし顎の痛みや口が開きにくくなるなどの症状が出ることもあります。
④口呼吸や姿勢の悪化
舌の位置が下がっていると、口呼吸になりやすくなります。また、舌の位置が悪いと首や肩の筋肉にも影響し、姿勢が悪くなることもあります。

■舌のくせのチェック方法
くせがあるかどうかを確認するためには、まず舌の正しい位置を知ることが重要です。
舌の正しい位置は、「スポット」と呼ばれる上顎の前歯の裏側付近に軽く触れている状態です。
この位置に舌が収まっていることで、歯並びや噛み合わせが安定しやすくなります。
下記の項目に多く当てはまる場合は、舌のくせがある可能性があります。
✔️いつも舌が下の歯に当たっている
✔️口を閉じているときに舌が上顎についていない
✔️物を飲み込むときに舌が前に出る
✔️無意識に舌を歯で押していることがある
✔️口呼吸をしていることが多い

■舌のくせを改善する方法
舌の正しい位置(スポット)を意識する
舌の筋力を鍛えるトレーニングを行う
悪い癖を防ぐために生活習慣を改善する

■まとめ
舌癖があると、歯並びや噛み合わせに影響を与えるだけでなく、発音や健康面にもリスクをもたらします。
気になる場合は、早めに歯科医院で相談することをおすすめします。
正しい舌の位置を意識して、お口の中を健康に保ちましょう!

親知らずってなに?

こんにちは!高澤歯科クリニックです。

親知らずに関する疑問や不安を抱える方は少なくありません。
そこで本記事では、親知らずの基本的な知識やトラブルや対処法、抜歯についてなど、わかりやすく解説します。

■親知らずとは?
親知らずとは、奥歯のさらに奥に生える永久歯で、正式には「第三大臼歯」と呼ばれます。
一般的に10代後半から20代前半に生えることが多く、親元を離れる時期=親も知らない間に成長することから「親知らず」と名付けられたと言われています。
とはいえすべての人に生えるわけではなく、歯が完全に形成されずに埋まったままの場合もあります。

■親知らずの生えるタイミング
親知らずが生える時期には個人差があります。10代後半から20代前半にかけて生えるのが一般的ですが、
30代以降に生えてくるケースもありますし、親知らずが全く生えない人もいます。
これは人間の進化の過程で顎が小さくなったため、親知らずのスペースが確保できなくなったことがひとつの要因とされています。

■親知らずのトラブル
親知らずは、正常に生える場合もありますが、多くの場合、最後に生えてくるということもあり、問題を引き起こすことが多い歯として知られています。
例えば、 親知らずが完全に生えず、歯茎や骨に埋まったままの状態の「埋伏歯」や、親知らずの周りの歯茎が炎症を起こすことで、痛みや腫れが生じる「周囲炎」などです。
そのほかにも親知らずが斜めや横向きに生えると、隣の歯を押して歯並びが乱れるなどの問題もあります。

■親知らずは必ず抜くべきか?
親知らずは必ず抜歯が必要というわけではなく、その状態や位置によります。
抜歯が必要なケース
痛みがある場合や虫歯や周囲炎が進行している場合、または他の歯に悪影響を及ぼす場合。
残しておいても良いケース
正常に真っ直ぐ生えており、痛みやトラブルがない場合、噛み合わせが合っている場合。

■親知らずの抜歯について
親知らずの抜歯は、診断やレントゲン撮影を終え、局所麻酔をしてから行われます。
抜歯の所要時間は数分から1時間程度とケースによって異なります。麻酔が効いている間は痛みを感じませんが、術後の痛みや腫れが生じることがあります。

■親知らずを放置するとどうなる?
抜歯するべき親知らずを放置すると以下のようなリスクが生じます。
①虫歯や歯茎の炎症が広がる可能性がある
② 歯並びが崩れることで、噛み合わせに問題が生じる可能性がある

■まとめ
定期的な歯科検診を通じて、親知らずの状態を歯科医師と共に把握し、適切な対処を行いましょう。
何か気になることがあれば、自己判断せずにまずは歯科医院に相談してみましょう。

TEL
WEB予約
WEB問診票