ブログ|八千代市大和田新田 土日診療の歯医者、高澤歯科クリニック

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成長期だからこそ選べる!「拡大床」「プレオルソ」「インビザラインファースト」の違いとは?

 

こんにちは!高澤歯科クリニックです。

お子さんの歯並びについて、「いつ、どんな矯正を始めるべきか?」と悩まれている保護者の方は少なくありません。大人の矯正と同様に子どもの矯正治療にもさまざまな選択肢が増えており、代表的なものとして「拡大床」「プレオルソ」「インビザラインファースト」が挙げられます。それぞれの治療法には特徴やメリットがあり、お子さんの年齢や歯並びの状態によって最適な選択肢が異なります。

今回は、この3つの治療法の違いについて、わかりやすく解説します。

 

■「拡大床」:骨格の成長を利用して顎を広げる装置

 
拡大床(かくだいしょう)は、取り外し可能な矯正装置で、主に上顎や下顎の幅を拡げるために使用されます。

顎の骨をゆっくりと拡げ、歯が並ぶためのスペースを確保します。この治療は特に「歯が並ぶスペースが足りない」「永久歯がまっすぐ生える余地がない」といったケースで効果を発揮します。顎の骨がまだ成長中の6〜12歳前後の混合歯列期に行うのが一般的です。

拡大床は、歯を動かすというよりも「土台づくり」に役立つ治療なので、必要に応じて後にワイヤー矯正やマウスピース矯正を組み合わせることもあります。
 

■「プレオルソ」:機能面までアプローチできるマウスピース型矯正

 
プレオルソは、やわらかい素材でできたマウスピース型の矯正装置で、さまざまな不正咬合に対応しています。
特徴は歯を並べるだけでなく、口周りの筋肉や舌の動き、呼吸方法といった「お口全体の機能」に働きかける点です。
プレオルソを使うことで、このような悪習慣を改善しながら自然な歯列へと導けるのが大きなメリットです。
装着は主に就寝時と日中の数時間程度で、痛みも少なく、慣れやすい装置として多くの保護者から選ばれています。
 

■「インビザラインファースト」:目立たず矯正できる透明マウスピース

 
インビザラインファーストは、子ども専用に設計された透明なマウスピース型矯正装置です。
1日20時間以上の装着が必要で、1週間ごとに新しいマウスピースに交換しながら少しずつ歯を動かしていきます。歯並びを整えるのはもちろん、拡大機能も備えているため、顎の成長を促す効果も期待できます。

最大のメリットは、見た目が自然で目立たないことです。
学校や外出時でも矯正中であることが周囲に気づかれにくく、食事や歯磨きの際に取り外せるため、衛生的で虫歯のリスクを抑えられるのも魅力です。
 

■まとめ

 
それぞれアプローチの仕方や目的が異なるため、お子さんの年齢やお口の状態、生活スタイルに応じて最適な方法を選ぶことが大切です。
当院では、丁寧な診断とカウンセリングを行いながら、一人ひとりに合った治療方法をご提案しています。

お子さんの歯並びが気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

成長を促し歯並びをかえる、今しかできない子供の矯正治療「インビザラインファースト」

こんにちは!高澤歯科クリニックです。

 

矯正治療はもちろん大人でも可能ですが、実は「子どもの成長期にしかできない治療」もあるのです。今回の記事では、成長期のタイミングを活かして歯並びを整える矯正治療「インビザラインファースト」についてご紹介します。

 

■成長を味方にする矯正治療「インビザラインファースト」

インビザラインファーストは、6〜12歳頃の「混合歯列期(乳歯と永久歯が混ざる時期)」に行う透明マウスピース型の矯正治療です。この時期は顎の骨がまだ柔らかく、成長の力を利用しながら、将来の永久歯が正しく並ぶスペースを作ったり、噛み合わせのズレを整えたりすることができます。従来のワイヤー矯正と違って取り外し可能で、見た目も目立たないため、子どももストレスなく受け入れやすいのが特徴です。

 

■噛み合わせや顎の成長を整えられるタイミングは今だけ!

成長期の子どもは、永久歯への生えかわりと同時に顔や顎の骨格も大きく変化します。この成長のタイミングを利用して矯正を行うと、自然な形で顎のバランスを整えられます。噛み合わせが正しくないままだと、発音の問題や顔の左右差、肩こりや頭痛の原因になることもあります。インビザラインファーストは、このようなリスクを減らすためにも有効な治療です。

 

■取り外しできるのも大きなメリット

 マウスピースは食事や歯磨きのときに取り外せるので、装置に食べ物が詰まる心配がなく、毎日のケアがしやすくなります。これにより、虫歯や歯周病のリスクも軽減できます。また、痛みや違和感が少なく、通院頻度も比較的少ないため、学校生活や習い事とも両立しやすいのも大きなメリットです。

 

■目立たない矯正装置

インビザラインファーストは透明な装置なので、つけていても周囲に気づかれにくく、見た目への不安が少ないのが特徴です。歯並びが整うことで自然と笑顔に自信が持てるようになり、学校生活や人間関係にも良い影響が期待できます。

 

■インビザラインファーストはいつから始めるべき?

インビザラインファーストの対象年齢は、6〜12歳頃です。この時期に始めることで、将来の本格的な矯正治療を軽減したり、抜歯を回避できる可能性が高まります。永久歯が生えそろう前のこの時期を逃さないようにしましょう。

 

■まとめ

インビザラインファーストは、成長期の子どもだからこそできる特別な矯正治療です。当院では、お子さんの成長やライフスタイルに合わせた矯正プランをご提案しています。「矯正を始めるべきタイミングがわからない」「本当に必要なの?」といった疑問がある方も、どうぞお気軽にご相談ください。

成長を促し歯並びをかえる、今しかできない子供の矯正治療「プレオルソ」

こんにちは!高澤歯科クリニックです。

「子どもの矯正って本当に必要なの?」とお考えの保護者の方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、歯並びは成長とともにある程度整ってくる場合もありますが、「今しかできない治療」もあるのです。

今回の記事では、成長期の子どもだからこそ効果が期待できる矯正治療「プレオルソ」についてご紹介します。

■「プレオルソ」は成長の力を活かして歯並びと噛み合わせを整える

プレオルソは、子どもの成長期に合わせて使用する「マウスピース型矯正装置」です。
骨格がまだ柔らかいこの時期に使用することで、顎の発達をサポートしながら、正しい歯並びと噛み合わせへと導いていきます。
噛み合わせがズレていると、食べ物をしっかり噛めなかったり、将来的に顎や顔のゆがみ、頭痛、肩こりといったトラブルに繋がることもあります。

■「呼吸」や「姿勢」の改善にも効果がある

プレオルソは、単に歯を動かすだけでなく、口周りの筋肉のバランスや舌の正しい位置、鼻呼吸の習慣づけなど、
「お口の機能」を整える働きもあります。実際、口呼吸がクセになっているお子さまは、歯列の乱れや姿勢の悪化にもつながることが多く、
集中力の低下やいびきの原因になることもあります。こうした問題の改善も期待できます。

■将来の虫歯予防にも

歯がガタガタに並んでいると、どうしても歯ブラシが届きにくくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
プレオルソによって歯列が整えば、日々の歯磨きもしやすくなり、セルフケアの精度もアップします。
子どものうちから清潔な口腔環境をつくることで、将来のトラブル予防になります。

■子どもの自信にもつながる矯正治療です

見た目を気にして笑えなかったり、人と話すことをためらうなど、歯並びの悩みが、子どもの自信に影響することも少なくありません。
プレオルソは見た目を自然に整えるだけでなく、「笑顔に自信が持てるようになる」「自分に自信がつく」といった心理的な効果も期待できます。
こうした変化が、学校生活や友人関係にも良い影響をもたらします。

■プレオルソはいつ始めるのがベスト?

プレオルソの治療は、6〜12歳頃の「混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)」に始めるのが理想的です。
この時期は成長スピードも早く、骨の変化に柔軟に対応できるため、よりスムーズな矯正が可能です。
また、早期に始めることで将来的に大がかりな矯正や抜歯の必要がなくなるケースもあります。

■まとめ

「プレオルソ」は、子どもの成長を最大限に活かしながら、歯並びだけでなく呼吸や姿勢、口腔機能全体を整えるための矯正治療です。
当院では、お子さま一人ひとりの状態を丁寧に診断し、相談に応じています。気になる方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

今しかできない子供の矯正治療「拡大床」

こんにちは!高澤歯科クリニックです。

お子さまのお口のトラブルや問題に不安を抱えている保護者の方に、ぜひ知っていただきたい治療法があります。
それが、子供の成長期にしかできない矯正治療「拡大床(かくだいしょう)」です。

本記事では、「拡大床って何?」「いつやるの?」「本当に必要なの?」
そんな疑問にお答えしながら、分かりやすく解説していきます。

■拡大床ってどんな装置?

拡大床は、顎の骨をゆっくり広げることで、歯がきれいに並ぶスペースを作るための矯正装置です。
主に上顎の幅を拡大する目的で使用されます。
見た目は取り外し式の入れ歯のような形をしており、中央にあるネジを少しずつ回すことで、装置が左右に広がり、
上あごの成長を促す仕組みです。この方法が効果を発揮するのは、顎の骨がまだ柔らかく、成長中の子供の時期に限られます。
つまり、拡大床は「今しかできない」治療なのです。

■拡大床が必要な理由

永久歯が生えるスペースが不足している場合、多くは「顎の幅が狭い」ことが原因です。顎が小さいと、
どんなに歯がきれいでも並びきれず、ガタガタになってしまいます。歯を抜いてスペースを作る「抜歯矯正」という方法もありますが、
子供のうちなら骨格そのものの発育を促すことで、歯が自然に並ぶ環境を整えることができるのです。
拡大床は、抜歯を避けたいとお考えの保護者の方にもおすすめの選択肢となります。

■拡大床のメリット

  1. 1.自然な成長をサポート

拡大床は、成長を利用して顎を正しく広げる治療です。骨の自然な発育を促し、
無理のない形で歯が並ぶスペースを確保できます。

  1. 2.将来の矯正をラクにする

早期に顎を広げることで、将来の本格矯正が不要になったり、
簡単に済んだりする可能性が高まります。

  1. 3.噛み合わせや呼吸の改善にもつながる

顎が狭いと、舌の位置や呼吸に悪影響を及ぼすことがあります。
拡大床によって舌が正しい位置に収まることで、口腔機能の改善が期待できます。

■拡大床はいつ始めるべき?

拡大床が効果的に使えるのは、6歳〜12歳前後の混合歯列期(乳歯と永久歯が混ざった時期)です。
この時期は上顎の骨がまだ成長中で、拡大しやすいため、最も適しています。拡大床はタイミングを逃すと選べなくなる治療なのです。
ベストな時期を逃してしまわないように気になる症状がある場合は、早めに歯科医院に相談しましょう。

■まとめ

 拡大床は、適切な時期に行うことで最大の効果を発揮する、「今しかできない」矯正治療法です。
気になることがある方は、ぜひ一度当院へご相談ください。

子どもの矯正治療って歯だけを並べるだけじゃない!

こんにちは!高澤歯科クリニックです。

「矯正って見た目の問題だけでしょ?」とお考えの保護者の方は、意外と多いかもしれません。
もちろん、矯正治療によって歯がキレイに並ぶことは大きなメリットです。
しかし、子どもの矯正治療は「見た目の改善」だけが目的ではありません。

本記事では、子どもの矯正治療のメリットを詳しくご紹介します。

■1.骨格の正しい成長を促しバランスを整える

上下の歯が正しく噛み合っていないと、食べ物をしっかり噛めなかったり、発音に影響が出たりすることがあるので噛み合わせが非常に大切です。
特に成長期の子どもは、顎の骨もまだ柔らかく、矯正治療によって正しい成長を促し、骨格の成長バランスを整えることが可能です。
噛み合わせがズレたままだと、顔のゆがみや片側だけで噛む癖、肩こりや頭痛といった症状に繋がることもあります。

■2. 呼吸や姿勢にも影響がある

実は、歯並びや顎の成長は、「呼吸」や「姿勢」にも関係があります。
口呼吸をしているお子さんは、顎の発育が不十分だったり、舌の位置が正常でなかったりすることが多くあります。
これにより歯列が乱れ、さらに口呼吸がクセになるという悪循環が生まれます。
また、舌の筋肉や口周りの筋肉の発達不足が原因で、正しい飲み込みや発音ができないケースもあります。
矯正治療では、こうした機能面の改善も目指します。

■3. 将来の虫歯や歯周病リスクを減らす

歯がデコボコに並んでいると磨き残しが多くなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
矯正によって歯並びが整うと、歯ブラシが届きやすくなり、セルフケアの質も良くなります。
将来のトラブルを未然に防ぐという意味でも、子どものうちからの矯正治療には大きなメリットがあります。

■4. 心の成長にもプラスの影響を

歯並びにコンプレックスを抱えている子どもは、笑顔を見せるのをためらったり、人前で話すことに自信が持てなかったりすることがあります。
見た目が整うことで自己肯定感が高まり、人間関係や学校生活にも良い影響が期待できます。

■小児矯正はいつ始めるべき?

小児矯正は「第1期治療(混合歯列期)」に受けるのがおすすめです。
6〜12歳頃に行うと成長期を利用できるので、将来的に抜歯を避けられたり、治療期間が短く済んだりすることもあります。

■まとめ

子どもの矯正治療は、ただ歯をキレイに並べるだけではなく、正しい顎骨の成長を促し、「口の機能」を正しく整えることが本来の目的です。
当院では、丁寧なカウンセリングを重視し、お子さん一人ひとりに最適な治療プランをご提案しています。
気になることがあれば、いつでもご相談ください。

小児矯正の大切さ

こんにちは!高澤歯科クリニックです。

小児矯正とは、成長期の子どもを対象として行う、歯並びや噛み合わせを整える矯正治療のことです。
大人になってからの矯正と違い、顎の成長を利用できるため、成人矯正よりもスムーズに歯並びを整えられます。

■小児矯正が大切な理由
小児矯正が重要視される理由はいくつかあります。
✔️正しい噛み合わせは食べ物をしっかり噛み砕くために不可欠
✔️正しい顎の発達を促すことで将来的な歯並びの乱れを防ぐ
✔️歯のお手入れがしやすくなり虫歯や歯周病のリスクを減らせる

■小児矯正のメリット
小児矯正にはさまざまなメリットがあります。
①発音や呼吸の改善
歯並びが悪いと発音に影響が出たり、口呼吸の原因になったりすることがあります。
矯正することで、正しい発音や鼻呼吸を促せます。
②虫歯や歯周病のリスク軽減
歯並びが整っていると歯磨きがしやすくなり、口内環境が清潔に保たれるため、虫歯や歯周病のリスクが下がります。
③将来的な矯正治療の負担軽減
子どものうちに矯正治療を行うことで、大人になってからの矯正が不要になり、治療期間が短縮されたりすることがあります。

■小児矯正はいつ行うのがベストか
小児矯正の開始時期は、成長に応じて異なりますが、一般的には 6歳〜12歳頃が適齢期とされています。
この時期は乳歯が抜けて永久歯が生えてくる時期で、混合期とも呼ばれます。
顎の成長をコントロールしながら矯正を行うことで、効果的な治療が可能になります。
適切なタイミングでスタートさせるには、早めに歯科医院に相談し、個人に合ったタイミングを見極めることが重要です。

■小児矯正の種類と治療方法
小児矯正にはいくつかの種類があります。
取り外し式矯正装置:子ども自身で着脱できる装置で、軽度の歯並びの乱れに効果的
固定式矯正装置:歯に装着したままの装置で、ワイヤーを用いて歯を動かす
床矯正:顎の成長を促しながら歯並びを整える方法で、取り外し可能な装置を使用
マウスピース矯正:透明なマウスピースを使用する方法で、目立たず痛みが少ないのが特徴

■小児矯正を成功させるために
小児矯正を成功させるためには、親のサポートが欠かせません。子どもが装置を適切に使用し、定期的な通院を怠らないようにすることが大切です。また、食生活の改善や正しい歯磨き習慣を身につけることも矯正治療をスムーズに進めるポイントになります。

■まとめ
小児矯正は成人矯正と異なり、成長期を利用した治療ができて、顎骨の正しい成長を促せます。
適切なタイミングで治療を開始するためにも、お子さんの歯並びが気になる場合は、ぜひ早めに歯科医院に相談してみてください。

矯正治療は必ず検査をしてから!

こんにちは!高澤歯科クリニックです。
矯正治療を開始する前には必ず検査を受ける必要があり、すぐに矯正治療をスタートできるわけではありません。本記事は、矯正治療における検査について詳しく解説します。

■矯正治療の検査とは?
矯正治療における検査とは、治療を始める前に行う詳細な診察や検査のことを指します。
具体的には、歯の状態や噛み合わせ、顎の骨や筋肉の状態などを調べます。
また、レントゲン撮影や型取り、顔や口の内部の写真撮影なども含まれます。
これらの検査結果を基に、患者様一人ひとりに合わせた治療計画が立てられます。

■検査が重要な理由
1. 正確な治療計画を立てるため
矯正治療には様々な方法があり、患者様の状態によって適切な治療法が異なります。
検査を通じて歯並びや噛み合わせの状態を正確に把握することが、最適な治療計画を立てるための第一歩となります。
例えば、歯の位置や顎の成長状態をしっかりと調べることで、最適な矯正装置の選定や、治療の進め方を決定することができます。

2. 目に見えない隠れた問題を見つけるため
矯正治療を始める前に、目に見える問題だけでなく、隠れた問題を見つけ出すことがとても重要です。
たとえば、噛み合わせに問題があると感じていても、顎の骨の成長に問題が隠れていることもあります。
レントゲンや写真を使った検査によって、顎の位置や骨の発達具合を調べることができ、治療中に起こり得るリスクを事前に把握できます。

3. 安全な治療を提供するため
矯正治療には時間がかかることが多く、歯や顎に一定の負担がかかります。
そのため、治療前に十分な検査を行い、患者様の健康状態を確認することが大切です。
治療が進んでから問題が発覚すると、治療の変更や延長が必要になることもあるため、治療のリスクを最小限に抑えるためにも検査は欠かせません。

■事前検査で分かること
検査を行うことで、治療のゴールとともに、治療中の課題を明確にすることができます。
歯並びや噛み合わせの状態を確認することで、どのような方法で治療を進めるべきか、具体的な方針が決まります。
また、顎の骨や筋肉のバランスを確認することで、治療期間の予測や治療後についても理解することができます。
一方で、検査を省略して矯正治療を進めると、顎の骨の成長に影響を与えたり、望ましい結果が得られなかったり、後戻りが起こって追加費用が発生したりなどの問題が発生する可能性があります。

■まとめ
矯正治療を成功させるためには、まず正確な検査を受けることが最も重要です。当院では、矯正治療を始める前に、カウンセリングを実施しています。検査や治療計画について不安なことがあれば、お気軽にご相談ください。

子供の時期にしかできないインビザラインファーストの大切さ

こんにちは!高澤歯科クリニックです。
子供の矯正治療は、成人矯正では得られないメリットがたくさんあり、子供の成長期に治療を始めることで、より効果的に歯並びを改善することが可能です。

最近では、透明で痛みも少なく目立たない矯正装置「インビザライン」が、多くの親御さんに選ばれるようになっています。
本記事では、子供の時期にインビザライン治療を受ける重要性やそのメリットについて詳しく解説します。

■子供の歯並びが重要な理由
歯並びは、健康や生活の質に大きな影響を与えます。乱れた歯並びは、噛み合わせの問題を引き起こし、咀嚼力が低下したり、顎関節症の原因になることがあります。
さらに、歯が重なっている場合は歯磨きが難しくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
また、歯並びの良し悪しが与える影響は機能面だけではありません。
美しい歯並びは、笑顔を作りやすくなり、自信を高める要因になります。
特に子供の時期は、学校や友人関係など多くの場面で自己肯定感が形成される重要な時期なので、歯並びの良さはとても大切です。

■子供の成長期にインビザラインを選ぶメリット
インビザラインは、透明なマウスピース型の矯正装置です。
成長期の子供にとって、下記のようなメリットがあります。
・成長期を活かした治療ができる
成長期は骨格が柔軟なので歯の移動がスムーズに進む時期です。このタイミングで矯正を始めることで、短期間でより効果的な治療が期待できます。
・痛みが少なく見た目の負担が少ない
従来のワイヤー矯正と異なり、透明で目立たないほか、痛みもほとんどないため、子供が矯正装置を装着していることに対するストレスが少なくなります。
学校生活や友人関係に支障をきたす心配もほとんどありません。
・取り外し可能で清潔を保てる
食事や歯磨きの際に簡単に取り外せるため、口腔内を清潔に保ちやすいのも大きなメリットです。
矯正装置に食べかすが絡んでしまうこともないため、食事制限もありません。

■インビザライン治療が適していないケースもある?
インビザラインは大変魅力的な治療方法ですが、すべての子供がに適しているわけではありません。
軽度から中程度の不正咬合に特に効果的ですが、重度の不正咬合や顎の問題がある場合は、従来のワイヤー矯正が推奨されることもあります。
また、インビザラインは自由度が高い分、子供自身がモチベーションを保ちマウスピースを適切に使用しないと、効果が得られにくいという注意点もあります。

■子供の矯正治療を始めるタイミング
矯正治療を始める最適なタイミングは、成長期の中でも個々の発育状況によって異なります。
一般的には、歯が永久歯に生え変わり始める6〜12歳頃が適切とされています。
早い段階で歯科検診を受け、歯並びや噛み合わせの状態を確認しておくことが重要です。

■保護者としてのサポート方法
インビザライン治療を成功させるためには、親御さんのサポートが欠かせません。
治療を前向きに捉えられるよう、進捗状況を一緒に確認したり、褒める言葉をかけてあげましょう。
また、インビザラインの着用時間や清掃の状況を確認し、必要に応じて優しくアドバイスを行いましょう。

■まとめ
子供の時期に矯正治療を受けることで、成長期を利用して骨格的なアプローチを行いつつ理想的な歯並びを実現することができます。
また、これにより子供の自信や生活の質にも良い影響を与えることが期待されます。
ぜひお子様の健康と笑顔を守るためにも、早めに歯科医院で相談し、最適な治療プランを見つけてください。

インビザライン(マウスピース矯正)認定医について

こんにちは!高澤歯科クリニックです。

近年歯列矯正方法として「インビザライン」が注目を集めています。
装着していても目立たず、痛みもないのでストレスがほとんどない状態で矯正治療ができます。
インビザラインは画期的かつ非常に魅力的な治療方法ですが、みなさんはインビザライン認定医をご存じですか?
本記事では、インビザライン治療を受けるなら知っておきたい「インビザライン認定医」について解説します。

■インビザラインとは?
インビザラインは、透明なマウスピースを使って歯を正しい位置へ移動させる矯正方法です。
従来のワイヤー矯正とは異なり、目立たないため、見た目を気にする人にも人気があります。
マウスピースは取り外し可能で、食事や歯磨きの際に外すことができるため、日常生活にあまり支障がありません。

■インビザライン認定医とは
インビザライン認定医とは、インビザラインのトレーニングを受け、一定の基準をクリアした歯科医師のことです。
認定医の資格を取得している歯科医師は、特殊な矯正治療を行うための知識と技術を持っているという証明になります。
認定医になるには、一定の症例数を経験し、特定の教育プログラムを修了する必要があります。
これらの条件をクリアすることで、患者様に対して安心できる治療を提供できる歯科医師としての資格を得ることになります。
認定医は、矯正治療に関する豊富な知識を持っているため、患者様一人ひとりの口腔内の状態やライフスタイルに合わせた適切な治療計画を立てることができ、
治療の目的や進行状況についても分かりやすく説明を行うことができます。
インビザライン認定医は下記のようにランク分けされています。

・プラチナ認定医
ある程度の経験を持ち多くの症例を治療した医師に与えられ、高い技術と知識を持つ証拠とされています。
・ゴールド認定医
プラチナ認定医よりも少し症例数が少ないものの、優れた技術を持つ医師という証明です。
・シルバー認定医
認定医ランクのなかでは最も低いレベルではあるものの、インビザラインの技術を一定の基準で習得している証で信頼に値します。

ランクはあくまで基準のひとつなので、ランクが高いからというだけでその歯科医院を選ぶのは危険ですが、
高いランクの認定医は、より多くの症例を経験していて複雑なケースにも対応できる可能性が高いです。

■歯科医院を選ぶ際のポイント
歯科医院選びをする際は、その医師の経験や実績を確認しましょう。
過去にどれだけの、どんな症例を担当しているかを知ることで、信頼できる歯科医師かどうかの判断材料になります。
そのほか、インターネットでのレビューや口コミも参考にすることができます。
他の患者様の体験談を読むことで、歯科医師の対応や治療結果についての情報を得られます。
また、コミュニケーションがスムーズかどうかも重要です。
自分が質問や不安を気軽に話せる雰囲気があるかどうかを確認しましょう。
信頼関係が築けることは治療の成功にも欠かせないことです。

■インビザライン治療の流れ
インビザラインを希望する患者様に対しては、まずカウンセリングや事前検査が行われます。
口腔内視診やX線撮影を行い、その後、3Dスキャンを使ってマウスピースを作成する計画を立てます。
ここで治療の全体像や治療期間についても説明されます。
治療が始まったら、定期的に通院して経過を確認します。
マウスピースは1日20〜22時間以上装着し、通常1〜2週間ごとに交換します。
治療が終わった後は、リテーナーという装置を使って歯を固定します。
この保定期間をしっかり守らないとせっかく正しい位置へ移動した歯が後戻りを起こし、元の位置に戻ろうとしてしまいます。

■まとめ
インビザライン認定医は、患者様が安心して矯正治療を受けるための重要な存在です。
一定の基準をクリアした歯科医師にのみ与えられるもので、安心材料のひとつとなります。
インビザラインを考えている方は、信頼できる認定医を見つけて、歯列矯正治療を始めましょう。

小児矯正の適切な開始時期やサインについて

こんにちは!高澤歯科クリニックです。

お子さまの歯並びや噛み合わせが気になる保護者の方は多いでしょう。
小児矯正は、早期に適切な治療を行うことで、将来の歯並びや噛み合わせの問題を未然に防ぐことができます。
本記事では、小児矯正の重要性や開始時期、治療方法について詳しく解説します。

■小児矯正とは?

小児矯正とは、子どもの歯並びや噛み合わせを矯正する治療です。
成人矯正との違いは、成長期にある子どもの骨の柔軟性を利用して、効果的に矯正を行う点です。
小児矯正の目的は、将来の歯列不正や顎の発達不良を予防し、正常な噛み合わせを確立することです。

■小児矯正の適切な開始時期

一般的に、小児矯正の開始時期は6歳から9歳が目安とされています。
この時期は、乳歯が抜け始め、永久歯が生え揃う過程であり、顎の成長も活発です。
初診のタイミングは、子どもの歯並びや噛み合わせに異常を感じたら早めに歯科医に相談するのが良いでしょう。
矯正治療は、大きくフェーズ1(初期治療)とフェーズ2(本格治療)に分かれます。

■年齢別の矯正治療の特徴

・乳歯期(3〜6歳)
乳歯期は、顎の発達や顔の形態に問題がある場合に、早期矯正治療が行われることがあります。この時期の治療は主に予防的なもので、簡単な装置を使用します。
・混合歯列期(6〜12歳)
この時期は、乳歯と永久歯が混在するため、顎の成長を利用して歯並びを整えます。フェーズ1の治療が行われ、取り外し可能な装置や固定式装置が使用されます。
・永久歯列期(12歳以降)
永久歯が生え揃うと、フェーズ2の本格的な矯正治療が始まります。この時期は、歯並びや噛み合わせを細かく調整します。

■矯正治療のサイン

お子さまに以下のようなサインが見られたら、矯正治療を検討する時期かもしれません。

✔️歯並びの乱れや重なり
✔️上下の歯の噛み合わせが合っていない
✔️口呼吸や舌の位置の問題
✔️食事中に噛みにくそうにしている

■小児矯正のメリット

小児矯正には成人矯正にはない多くのメリットがあります。

● 将来的な健康への影響:早期治療により、顎骨の正しい成長を促し将来の歯列不正や顎の問題を防ぐことができます。
● 美容的な効果:きれいな歯並びは、笑顔をより魅力的にします。
● 精神的な効果:歯並びが整うことで、自信を持って笑顔を見せられるようになります。

■まとめ

小児矯正は、適切な時期に始めることで、将来の歯並びや噛み合わせの問題を予防できます。
お子さまの成長に合わせた矯正治療は、健康的で美しい歯を育てるために非常に重要です。
定期的な歯科チェックを受け、早期に問題を発見して対処することで、お子さまの健康な口腔環境を維持できます。
親として、お子さまの歯の健康を守るために、適切なサポートとケアを心がけましょう。

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